債券単価の仕組み

債券単価の仕組み

 

1.債券単価とは

債券単価とは、債券に価値づけられている価格です。株式投資の株価のように、債券にも単価が存在しています。債券は、発行体が破綻しない限り、基本的に元本保証はされていますが、基本的にと記載している理由は、債券単価が日々変動しているためです。

その変動によって、購入時点よりも債券単価が下がっていた場合、元本割れします。

 

2.債券単価の仕組み

マネマネ-債券単価の推移

 

債券単価も株式投資のように価格変動はしているのですが、株式投資のように大きな価格変動はせず緩やかに推移しております。また、債券単価は、証券会社かIFAに依頼しないと知ることができません

また、債券を新規発行した場合、価格は基本的に100円がスタートになります。その後、債券単価は時間が経つにつれて上昇していくことが多いのですが、すでに発行されている債券(既発債)を購入する場合、その時の債券単価で購入することとなります。

ちなみに、債券単価は、0.01円から変動します。

 

【債券単価の例】

①新発債(新規発行される債券)

債券単価:100円

売買単位:10,000ドル~

必要最低額:100万円(100円 × 10,000ドル)

 

②既発債(既に発行されている債券)

債券単価:130円

売買単位:10,000ドル~

必要最低額:130万円(130円 × 10,000ドル)

 

3.債券単価の変動要因

債券単価は、株式投資とは異なり、価格変動要因が分かりやすいようになっております。簡単ですが、ご紹介していきます。

 

変動要因 金利

景気

金融政策 為替
債券単価:上昇 下落 縮小 金融緩和 円高
債券単価:下落 上昇 拡大 金融引き締め 円安

 

主にこの4つの要因があるのですが、その中でも分かりやすいのが、金利となります。2021年5月時点では、米国金利が上昇しているため、債券単価が下落しております。こうした情報はニュースでも日々発信されていたり、証券会社からも情報収集することができます。

 

4.債券の買い時

債券は他の投資商品とは異なり、大きな価格変動がないため、リスクを最も抑えた投資商品となります。ただ、少なからず債券単価は変動はしているため、できる限り良いポイントで購入することがおススメです。

具体例で見て行きましょう!

 

マネマネ-債券の買い時

【パターン1】

■購入時点

債券単価:97円

購入額:100万円(100万円 ÷ 97円 ÷ 100円/単位 = 103単位)

 

■売却時点

債券単価:108円

売却額:111万円(108円 × 103単位 × 100円/単位)

利益:11万円(111万円ー100万円)

 

【パターン2】

■購入時点

債券単価:105円

購入額:100万円(100万円 ÷ 105円 ÷ 100円/単位 = 95単位)

 

■売却時点

債券単価:108円

売却額:102万円(108円 × 95単位 × 100円/単位)

利益:2万円(102万円ー100万円)

 

これらの利益は、債券単価の変動により得られる利益を指しており、年利:5%、10%など固定金利にプラスして得られる利益となります。

債券単価は、大きな価格変動はしていないのですが、できる限り安いタイミングで購入された方がメリットは最大化できます。

ちなみに、2021年5月時点でいうと、今が最適なポイントだと言えます。

 

■2021年5月時点

米国金利:0.9% ⇒ 1.7%まで上昇
為替:円安(103円/ドル ⇒ 110円/ドル)
 

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