【58歳/自営業】娘に出来るだけ援助してあげたい・・・

マネマネ006

 

 

1.相談者情報

名前:マネマネ006様

家族構成:夫/58歳、妻/死別、子供/25歳

職業:自営業

年収:1200万円

住まい:賃貸

 

2.相談内容

現在58歳で妻は数年前に他界し、娘(25歳)と2人暮らしをしております。職業は自営で、それなりに浮き沈みを経験しながら、娘を育ててきました。病気とはいえ妻を失い、娘に辛い思いをさせたくない、不自由な生活をさせたくないという想いで必死に仕事をしてきました。

現在娘とは2人暮らしをしているとはいえ、就職をしており、そろそろ結婚の話も出ているようです。私は仕事ばかりで、妻も病気がちでしたので、娘には多くの苦労をかけたと思っています。なので、娘が結婚し、孫にも恵まれるのならば、できる限りお金で解決できることはしてあげたいと考えています。例えば、マイホームを購入してあげる、孫の服などを買ってあげるなど。

ただ、私も自営業で今後の収入の予測もつかないのも事実です。元気な内(できれば、70歳までは仕事をします)私の生活も確保し、老後の資金も残しつつ、どの程度まで娘への援助をしてあげられるかを知りたいです。長文になりましたが、よろしくお願いします。

 

3.家計情報

マネマネ006-キャッシュフロー表

 

 〜以下回答〜

 

4.結論

金銭的な援助は全く問題ありませんが、娘様夫婦とよくご相談を!

 

5.キャッシュフロー表の解説

マネマネ006-キャッシュフロー表
 

 ◾︎キャッシュフロー表の解説

相談内容からご家族をとても大切にされている方だと見受けられ、尊敬いたします。結論から申し上げますと、70歳まで働かれ、今の収入を維持した場合、金銭的心配はございません。ただ、娘様夫婦とよくご相談をした方が良いかと。その根拠について解説をしていきますね。

 

【収入/前提条件】

収入については、現状の年収を70歳まで同額で推移させ、退職金は0万円で計上しております。年金受給開始は65歳とし、13.8万円を計上しております。証券は2500万円保有しているということですが、この金額から増減させずに同額のままいく前提としております。なお、保険料は毎月5万円を支払っているかと思いますが、これの解約返戻金は含めておりませんので、ご了承ください。

 

【支出/前提条件】

支出は現在お支払いしている毎月の支出に対して、毎年物価上昇率1%を計上しております。娘様がいつご結婚されるか不透明でしたので、キャッシュフロー表では3年後前提としました。結婚援助金で300万円を計上しております。また、そのタイミングで引っ越し前提とし、家賃25万円から15万円としております。これは100歳まで計上しております。その他の食費や雑費などは、娘様がご結婚された後も下げずに物価上昇率1%を計上して推移させております。なお、保険料の支払いは60歳までとしております。

その他、治療費、旅行代、突発的な支出については計上しておりませんが、趣味/娯楽費/雑費で現在が15万円/月、180万円/年が物価上昇率1%を加算させながら100歳まで計上しておりますので、その内数でやりくりは可能かと思います。

 

【税金・社会保険料など/前提条件】

2020年12月末時点で設定されている条件に従い、マネマネ003様の収入(年金など)に合わせて自動計算しております。

 

【100歳時点】

これらの前提条件を考慮した結果、100歳時点では1500万円が残る予測となります。

 

6.アドバイス

70歳まで今の年収を推移、証券は現在の評価額で推移、家賃は娘様が独立された後、25万円/月⇨15万円/月、それ以外の支出が現状のレベルのまま。という前提に基づくと、金銭的には問題ありません。

6-1.アドバイス1 『娘様のマイホーム購入で1000万円まで援助しても問題ありませんが・・・』

100歳時点で、約1500万円の資産が残っている計算となりますので、そのうちの1000万円を援助されても、マネマネ006様の老後資金は問題はありません。ただ、娘様とその旦那様とよくご相談された方が良いかと思います。

援助を受け入れるという旦那様もいらっしゃるかと思います。娘様と旦那様、マネマネ006様の性格やご関係性などは分かりかねますが、中には、援助を受け入れずに自分の資金で購入したいなどと考えられる方もいらっしゃるかと思います。

そのため、娘様の旦那様のご意見も尊重された上でどうするかを決められたら良いかと思います。ただ、金銭的には1000万円までの援助ならば問題ございません。

 

6-2. アドバイス2 『資産の分散を!』

前述の前提条件に基づいて計算を行うと、70歳時点で資産がMAX1億3000万円となる予測です。その後も、趣味/娯楽/雑費は現状のレベルのまま推移させているため、100歳時点で1500万円という計算となっておりますが、そこまで使わなければ、多くの資産が残る予測がつきます。多くの資産が残った状態で娘様に相続される場合、相続税も多くかかってきますので、そうした場合にも備えて、資産の分散はされた方が良いかと思います。

 

◾︎相続税の計算式(仮に5000万円の現金が残っていた場合)

相続税の計算式は複雑のため、現金5000万円が残っていた場合で計算をしていきます。マネマネ006様の状態ですと、法定相続人が娘様の1名となりますので、下記の様な計算式となります。

 

【計算式】

①相続税対象額
5000万円(現金)ー3000万円(基礎控除)ー600万円(600万円×法定相続人(1人)
=1400万円
②相続税額
1400万円×15%ー50万円(控除額)
=160万円

※注意

これは資産が現金のみの計算式であり、実際は多岐に渡っていることが予測されますので、正確な数字は税理士による試算をオススメ致します。

 

◾︎分散方法1 『不動産』

資産がある方で相続対策を気にされる方は、ほぼ100%の確率で不動産に変換させています。それは、不動産には圧縮率という考え方があるためです。

先ほどの計算式では、現金の5000万円をベースに計算しましたが、仮に5000万円分の不動産だった場合は計算式が異なってきます。

 

【計算式】
①相続税対象額
5000万円(不動産)×30%(圧縮率)ー3000万円(基礎控除)ー600万円(600万円×法定相続人(1人)
=0万円
②相続税額
0万円×15%ー50万円(控除額)
=0万円

※注意

圧縮率は目安であり、実際の数字は専門家による資産が必要です。

 

 

◾︎分散方法2 『仕組債』

 

マネマネ006様は経営者であり、証券も持たれておりますので、リスクを恐れない方だと見受けられます。 IFAコースを選択して、社債を購入すると年利5%ほどは受け取れるのですが、もう少し利率が欲しいということでしたら、仕組債という選択肢もあります。

必要最低資金で3000万円となりますが、マネマネ006様の自由にリスクとリターンを設定することができ、株式投資のように株価やニュースをチェックして、売買する必要もありませんので精神的負担は軽減できるかと思います。

詳しくは、下記参照ください。 

 

※仕組債とは?

 

 

7.お問合せ

マネ×マネ|家計の見直しから始める資産運用