【32歳 / 会社員】年収:630万円 海外赴任中でもできる教育資金対策とは?

海外赴任 教育資金

 

1.相談者情報

名前:マネマネ012様

家族構成:夫/34歳、妻/32歳

職業:夫/会社員、妻/会社員

年収:夫/800万円、妻/630万円

住まい:賃貸

 

2.相談内容

 

初めまして。子供の教育資金用に学資保険を考えています。私は今は会社員をしていますが、半年後に出産し、夫も海外赴任(3年予定)する予定ですので、そこで退職をし、子供が生まれた後に夫が赴任する国へ行きたいと思っています。

また、子供が小学校に入学したら、復職しようと考えています。子供には好きなことをさせてあげたいと考えていまして、そこは特にお金は惜しまずにやりたいことは、やらせてあげたいと考えています。夫の海外赴任手当もつきますし、ある程度の資金はできるはず?ですので、今の内に子供の学資保険に何か入ろうかと考えています。どんな商品を選んだ方が良いでしょうか?

ご意見よろしくお願いします。

3.家計情報

マネマネ012-家計状況

(年収はマネマネ012様の旦那様の年収を表示) 

 

 〜以下回答〜

 

4.結論

学資保険でしたら、2種類から選ばれると良いです。

5.キャッシュフロー表の解説

マネマネ012-キャッシュフロー表
 

 ◾︎キャッシュフロー表の解説

まずはキャッシュフロー表について解説をさせて頂きます。

 

【収入/前提条件】

まずは収入についてです。マネマネ012様の旦那様が海外赴任されるということで、危険地手当含めて、年収が増えるかと思いますので、現在の年収から1.3倍としております。海外赴任中の年収は1000万円強となっております。その後、日本に帰ってきた後は少し年収が減り、40歳時点:980万円、50歳時点:1200万円の前提としております。なお、60歳で定年退職し、退職金は2200万円前提としております。

奥様の年収は日本に帰ってきた後から年収300万円でお子様が大学を卒業されるまで同額で推移させております。退職金や年収の増加は含めておりません。

年金は夫婦お二人で21万円/月の前提としております。

 

【支出/前提条件】

支出については、基本的には今の支出をベースにしておりますが、海外赴任中は家賃や食費などが会社負担になっていることが多いので、計上しておりません。趣味・雑費のみを計上しており、計:8万円/月としております。

日本に帰って来られた後は、家具家電の買い替えなどで350万円、マイホームの購入で頭金1200万円(35年ローン、6.2万円/月)、使途不明金などの雑費で年間100万円を100歳まで計上。車の買い替えで500万円/台を4回分を計上しております。

学費については公立前提で計上しておりますが、学費とは別の教育資金でお子様お一人当たり、小学校:100万円/年、中学校:150万円/年、高校&大学:200万円/年を計上しております。

 

【税金・社会保険料など/前提条件】

2020年12月末時点で設定されている条件に従い、マネマネ012様の収入(年金など)に合わせて自動計算しております。

 

【100歳時点】

これらの前提条件を考慮した結果、100歳時点では3500万円の資産が残る計算となります。

 

6.アドバイス

教育資金用の学資保険とは言ってもたくさん種類はあるのですが、その中でも人気な商品について解説を致します。 

6-1. マニュライフ生命『未来を楽しむ終身保険』

まず1つ目がマニュライフ生命『未来を楽しむ終身保険』ですね。これは主に学資保険用に使われる商品となっているのですが、リスクを抑えつつ、上手に運用したい方向けの商品です。

マニュライフ生命-未来を楽しむ終身保険

これは、まとまった資金を一括で入金し、将来の教育資金に当てる方法となります。入金した額の10%が変額部分となり、ここが運用で上下します。それに対して定額部分の90%は運用に回されません。

変額部分においては、その時々の経済状態で上下を繰り返すのでマイナスになる可能性もあります。ただ、15年後にはどれだけ運用の結果が悪かったとしても入金した額は最低保証されます。教育資金で特にお金が必要になるタイミングは、高校・大学時であり、絶対に発生する支出ですので、15年後とは言えど、支出が発生するタイミングに置いては元本保証が確保されております。

また、もう1つの特徴として、ご自身で目標設定を最初にするのですが、その途中の運用結果で3年後、5年後には目標に達した場合、契約満了となり、元本と利益が返還されます。

 

具体例)

入金:300万円 目標:5%(315万円)

変額部分の運用結果により目標値に達成したので、315万円が返還されます。

 

この場合、保険に対する税金は一時所得扱いとなり、利益が50万円を超えない限りは非課税となりますので、税金はかかってきません。

一時所得の税金計算式

(利益ー50万円)÷2×所得税率

 

6-2. オリックス生命『キャンドルワイド』

オリックス生命『キャンドルワイド』も前述の『未来を楽しむ終身保険』と似たような仕組みなのですが、最低保証期間に違いがあります。『未来を楽しむ終身保険』は15年といいう前提条件があったかと思いますが、『キャンドルワイド』は10年になっております。

また、『未来を楽しむ終身保険』には目標値がありましたが、『キャンドルワイド』にはありません。

簡単に両社の違いを表にまとめましたので、詳しくはこちらを参照ください。

保険会社 マニュライフ生命 オリックス生命
保険の種類 未来を楽しむ終身保険 キャンドル
分類 終身 終身
掛け方 一時金 積立
目的
教育
資金
死亡
介護   〇(オプション)
怪我
病気
  〇(オプション)
老後
建て方 ドル建て、変額 ドル建て、定額
元本保証
特徴 運用割合:10%
元本保証で年金対策として人気
外貨建てでは、リターンが一番大きい(短期)

 

6-3. 債券

今回は海外赴任が控えている中での教育資金の準備というお話でしたので、学資保険をメインにお話させて頂きました。ただ、海外赴任という条件が無ければ、債券という選択肢も良いので、参考情報として解説致します。

 

債券という資産運用商品は、数ある資産運用商品の中でもリスクを抑えられ、毎年固定金利を得られる商品となります。

マネマネ-債券

債券には大きく2種類存在しており、それは国債と社債になります。上記画像の発行体がどこなのかでどちらに分類されるか決まります。発行体が国ならば国債であり、会社ならば社債と位置付けられます。

契約 ネット証券 IFA
種類 日本債 米国債 日本生命債 住友生命債 ゴールドマン
サックス債
HSBC債 仕組債
発行体 日本 米国 日本生命 住友生命 ゴールドマン
サックス
HSBC -
必要資金 1万円〜 1000ドル〜 10万ドル〜 10万ドル〜 2000ドル〜 5万ドル〜 5万ドル〜
年利
(クーポン)
0.05% 2.30 % 4.00% 4.00% 5.15% 5.25% 5%〜50%

SBI証券や楽天証券といったネット証券を使用すると、低い年利となりますが、IFAを経由した債券であると、高い年利を受け取ることが可能となります。

 

ただし、海外赴任をする場合、基本的には証券口座で運用することができず、解約を求められるため、海外赴任から帰ってきた場合にご検討されても良いかと思います。これは、債券に限らず、積立NISAや株式投資についても同様で、海外赴任される場合は取引できなくなります。

 

6-4. まとめ

マネマネ012様のご状況を考えると、お金については特に心配することは無さそうですが、資産運用を考える際は、教育資金→学資保険とするのではなく、債券やその他の選択肢を踏まえて、パフォーマンスの良い商品選びをすると、より良い結果を生んでくれます。

キャッシュフロー表も現時点での予測値でしかなく、今後変動するかと思いますので、その時々で家計の適切な管理を行うことが、資産を守りながら資産を増やすことに繋がっていきますので、1年に1度でも家計の見直しをして頂いたら良いかと思います。

 

7.お問合せ

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