【23歳 / 会社員】年収:384万円 FIREするために今からするべきことは?

FIRE 20代

 

 

1.相談者情報

名前:マネマネ016様

家族構成:23歳

職業:会社員

年収:384万円

住まい:賃貸

 

2.相談内容

現在新卒2年目の社会人をしています。正直ずっと会社員として働くのは嫌なので、今の内から投資を始めて50代に入る前にセミリタイアできるくらいの資産を築いていきたいと思っています。

現在は新卒2年目なので、年収もそこまで高くないのですが、一応それなりに有名な企業なので、40歳前後には年収1000万円はいくみたいです。今は社宅に住んでいるので、家賃も安いですし、今浪費するのではなく、できる限り投資にお金は回したいと思っています。

セミリタイアするために、どういう流れで資産運用をしていくべきかをご教授願いたいです。 

3.家計情報

マネマネ016-家計状況

 

 〜以下回答〜

 

4.結論

FIREするための道筋は3通りあります

5.キャッシュフロー表の解説

年齢が23歳と若いので、キャッシュフロー表の作成は割愛します。
  

6.アドバイス

50代に入る前までにFIREということでしったので、49歳時点でFIREするためにはどうしたらいいのかを3つの選択肢で解説をさせて頂きます。

6-1. FIREをするための選択肢は3つ

お金の悩みを解決する方法として、①収入を増やす、②支出を減らす、③資産運用をするの3つがあります。FIREを実際に達成した方の実体験が記載されている有名な書籍によると、以下のように分類されております。

①収入を増やす ➡ ハスラー

②支出を減らす ➡ オプティマイザー

③資産運用する ➡ 投資家

この3パターンに従って詳細な方法を解説致しますので、ご自身の場合だとどれに当てはまりそうなのかを考えながら読まれると良いかと思います。

mone--mana.jp

 

6-2. 選択肢① ハスラー

まず1つめの選択肢としてはハスラー(収入を増やす)です。収入を増やすとはいっても2種類存在します。

①起業家となり、一括でまとまった資金を手に入れる

SNSとネットが普及して夢見て起業家になるケースも増えてきたかと思います。起業とは言っても千差万別で、これをやれば絶対的に成功するというものも存在しないので、なかなか厳しい世界です。

しかし、そのリスクを背負い成功した後には、1億円、5億円といった多額の資金を手に入れられるので、選択肢の1つとしてはあります。ただし、マネマネ016様の場合ですと、今の仕事を続けながらFIREするというご意向かと思いますので、これには該当しないかもしれません。

 

②副業などを行うことで、安定収入を手に入れる

2021年において副業は当たり前の時代となり、副業で1万円、5万円などの収入を得ている方も増えつつあります。FIREするためには、生活資金<収入となることが条件としてはあります。現在は家賃補助もあるため、税金なども含めて20万円弱の生活資金となっておりますが、FIREするとなると家賃が増えるかと思いますので、25万円〜30万円は必要になるかと思います。

しかし、ここでポイントになるのは、仕組化して働かずとも収入を得るということです。現在は決まった時間に会社での業務を行い、週40時間働いて、今の収入を頂いているかと思います。いわゆる労働の対価として収入を得ている状態ですね。副業で仮に生活資金以上の収入を得られたとしても、労働としての対価であるならば、今と変えらない状態ですので、あまり望む形でもFIREではないかもしれません。

そのため、副業で安定収入を得るためには、仕組化することを念頭に起き、働かずとも収入を得るには?という視点で考えられた方が良いかと思います。

 

6-3. 選択肢② オプティマイザー 

2つ目の選択肢としてはオプティマイザー(支出を減らす)です。実際にFIREする方の基準として資産の4%以内で生活すれば、30年間は資産を維持できるという4%ルールという考え方が存在します。 

生活費が20万円/月、240万円/年の方であれば、6000万円あればFIREすることは可能となりますし、資産が1億円の方であれば、生活費を33万円/月、400万円/年以内に抑えればFIREできるという考え方となります。

しかし、これの欠点としては生活レベルをあげることが厳しくなるということです。資産6000万円もありながら月々20万円以内で生活をしなければいけなくなるため、贅沢はできなくなります。ちなみに、本記事を執筆している私(『マネ×マネ』代表)は、その生活スタイルでは私の性格上、我慢できないので、この4%ルールを守ってもFIREはできません。

 

6-4. 選択肢③ 投資家

最後は投資家(資産運用する)という選択肢についてです。おそらくマネマネ016様の場合、ここの部分を一番聞きたかったかと思いますので、前段が長くなり失礼しました。

ゴールを決めて逆算思考で運用を行っていく

これが資産運用でFIREするためには絶対的に必要な考え方となります。仮に下記のようなゴールを決めたとします。

【ゴール】49歳時点で資産1億円を貯める

仮にマネマネ016様が49歳時点で資産1億円を貯めるというゴールを設定されたとします。ここで逆算思考が必要となってくるのですが、現状のまま生活をすると49歳時点ではどうなっていて、ゴールと比較してどのくらいのギャップがありそうなのかを把握することがまず最初にやるべきことになります。

 

◾︎STEP1 現状とゴールのギャップを把握する

マネマネ016-FIRE

年齢 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49
貯金額(単年) 60 60 60 60 60 60 60 100 100 100 100 100 100 100 100 100 100 200 200 200 200 200 200 200 200 200 200
貯金額(累積) 60 120 180 240 300 360 420 520 620 720 820 920 1020 1120 1220 1320 1420 1620 1820 2020 2220 2420 2620 2820 3020 3220 3420

【貯金額の前提条件】

23歳〜29歳:毎年60万円

30歳〜39歳:毎年100万円

40歳〜49歳:毎年200万円

仮に上記の条件で貯金を行っていったとしたら、49歳時点で3420万円となりますので、目標の資産1億円には6580万円の資産が不足する計算となります。 

 

◾︎STEP2 年利5%で運用した場合の推移を計算する

次は貯金ではなく資産運用を行い年利5%で運用され続けた場合どうなるのかを計算していきます。年利5%と記載しているのは、積立NISAなどでもっとも人気でパフォーマンスの高い投資先がS&P500となり、その20年間の平均利回りが年利6%となっているため、手数料を引いて5%としています。

マネマネ016-FIRE

年齢 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49
積立額(単年) 60 60 60 60 60 60 60 100 100 100 100 100 100 100 100 100 100 200 200 200 200 200 200 200 200 200 200
運用益(単年) 4 7 11 16 20 25 30 38 46 55 64 74 85 96 108 120 133 153 174 197 221 246 273 301 331 363 397
資産合計 64 131 202 278 359 444 534 672 818 973 1138 1312 1497 1692 1900 2120 2353 2706 3081 3478 3898 4344 4817 5318 5849 6412 7009

 

先ほど貯金額に回していた資金を全て資産運用に回したとすると、49歳時点で7009万円となります。ゴールの資産1億円には大分近づきましたが、それでも2991万円が不足しています。そのため、次のSTEPでは残りの2991万円を補うための方法を考えます。

 

◾︎STEP3 不足分を補うさらなる資産運用を検討する

S&P500に積立をし続けたとしても49歳時点で2991万円が不足しているため、それを補う方法を模索していきます。

 

選択肢① IPO投資を毎年行う 

IPO投資とは

新規上場株式に抽選をして、値上がり幅を狙う手法。

日本において毎年多くの企業がIPO(新規上場)しています。これは株式投資の1種となりますが、株式投資とは違って株価分析ができなくても簡単に大きな利益を得られるためとても人気な手法となっております。

マネマネ016-IPO

(日本のIPOの状況) 

勝率も非常に高く期待値としては約2倍は見込めますが、ネット抽選で行う場合は基本的に抽選で申し込む形となります。当選確率は1%〜2%ほどと言われています。そのため、毎回申し込みをして年に1回当たるような確率です。

仮に現在から毎年申し込みをして、年に1回当たり、2倍に資金が増えた前提でシミュレーションをしていきます。ただし、100株、公募価格:2000円/株という前提としていきます。

マネマネ016-IPO

年齢 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49
投資額(単年) 20 20 20 20 20 20 20 20 20 20 20 20 20 20 20 20 20 20 20 20 20 20 20 20 20 20 20
運用益(単年) 20 20 20 20 20 20 20 20 20 20 20 20 20 20 20 20 20 20 20 20 20 20 20 20 20 20 20
資産合計 40 60 80 100 120 140 160 180 200 220 240 260 280 300 320 340 360 380 400 420 440 460 480 500 520 540 560

この条件で行うと49歳時点で560万円となります。

 

選択肢② 不動産投資を行う

不動産投資とは、部屋を人に貸し出して、入居者から家賃収入を得る資産運用方法となります。王道的な不動産投資で考えると、東京23区、駅徒歩10分以内、区分(1部屋)、新築となるのですが、3000万円前後の物件価格となっていることが多いです。

基本的には投資用ローンを組んで物件を購入する流れとなるのですが、不動産会社と交渉次第では頭金10万円とすることもできますし、確定申告を上手に行えば、多くの節税効果も期待できます。

また、団信(団体信用生命保険)と良い、死亡時やがん発症時にはローン残債が0円になるという仕組みもあり、新築区分と東京の物件ですと、▲4,000円/月〜▲15,000円/月となるため、一般的な生命保険に加入するよりも月々の負担を減らしながら、多くの保証を持つことも可能となります。

ただし、年収500万円以上出ないと、ローン審査が通らないため、不動産投資を行うことができません。そのため、行うとしてもまだ先の話となります。

 

6-5. まとめ

以上がFIREを達成するための方法を記載させて頂きました。その中でも資産運用でFIREを達成するための流れをまとめておきます。

STEP1 現状とゴールのギャップを把握する
STEP2 年利5%で運用した場合の推移を計算する
STEP3 不足分を補うさらなる資産運用を検討する(例)IPO、不動産投資

 

これまで解説してきたのは、あくまで一例となります。大切なことは、何歳までに何円を保有していきたいのか!というゴール設定を最初に行うこととなりますので、資産1億円でないにしても、どのくらいの資産を保有しておきたいのか!を決めた上で、逆算思考で運用を行って行けば、望む未来は手に入るかと思います。

 

7.お問合せ

マネ×マネ|家計の見直しから始める資産運用