【32歳 / 個人事業主】節税しながら資産運用できる方法ありませんか?

節税 資産運用

 

 

1.相談者情報

名前:マネマネ017様

家族構成:32歳

職業:個人事業主

年収:1,200万円

住まい:賃貸

 

2.相談内容

現在32歳で個人事業主をしている者です。今回は節税と資産運用についてのご相談となります。2019年に脱サラし、個人事業主として働くようになりました。最初は勿論苦労もたくさんあり、なかなか収入が安定しませんでしたが、今はなんとか月商100万円をキープできるようになってきました。

今までは自分の事業に力を入れて頑張ってきましたが、まとまった資金が出来たら、資産運用にお金を回したいと考えていました。また、税金対策もした方が良いのか、資産運用に回した方が良いのか、事業に回した方が良いのか、どういう方向性で進むのが良いでしょうか?

 

3.家計情報

マネマネ017-家計状況

 

 〜以下回答〜

 

4.結論

節税しながら事業投資を行い、より収益を安定させた後に資産運用!

5.キャッシュフロー表の解説

職業が個人事業主ということもあり、年収の推移が予測しにくいため、キャッシュフロー表については割愛させて頂きます。

6.アドバイス

簡単にはなりますが、いくつかの選択肢を踏まえて順番に解説をしていきたいと思います。

 

6-1. 今は資産運用ではなく、事業投資に注力するべき

まず資産運用についてです。個人事業主ということでリスクもある程度取れる方かと思います。現在収入が安定していきているということなので、株式投資などの資産運用にお金を回したいというお気持ちも理解はできます。ただ、今は事業投資に注力し、より安定化させた後に資産運用を行っても遅くないかと思います。

どのような事業を行っているかは分かりかねますが、100万円や300万円などの事業投資を行うとそれなりのプロモーションや事業投資を行うことが可能となりますので、年間収益を1000万円まで上げることも可能かと思います。

事業投資を行い、収益を安定させ、貯蓄額を増やしていった後に500万円や1000万円などの資産運用を行ったとすると、年間250万円や500万円といった年間収益を得られるかと思います。仮に今から100万円で資産運用を行い、年間50万円の収益を得られたとしても、事業投資を行い、5年後に1000万円で資産運用を行い、年間500万円の収益を得られるようになれば、今から資産運用を行って得られる収益を一瞬で超えられます。

資産運用と事業でどちらが収益額が大きいかと言いますと事業になりますし、結局の所投資額が増えれば収益額も増えますので、もう少し貯蓄額を増やしてからでも遅くないと考えます。

 

6-2. 節税対策① 『小規模事業共済』

次は節税について解説をしていきます。個人事業主の方が行える節税対策として、小規模事業共済があります。

小規模事業共済とは

小規模企業の経営者や役員の方が、廃業や退職時の生活資金などのために積み立てる制度。掛金が全額所得控除できるなどの税制メリットに加え、事業資金の借入れもできる、おトクで安心な小規模企業の経営者のための「退職金制度」。

掛け金は1,000円/月~70,000円/月で設定することができ、全額損金計上することが可能となります。 経費(損金)計上する=ご自身の財布からお金が出ていくことがほとんどですが、この制度は口座を移し替えるだけで損金計上することができるため、非常にお得な制度となっております。

 

■加入資格

✅常時使用する従業員数が20人以下(商業・サービス業では5人以下)の個人事業主及び会社の役員

✅事業に従事する組合員が20人以下の企業組合、協業組合及び農事組合法人の役員

✅小規模企業者たる個人事業主に属する共同経営者(個人事業主1人につき2人まで)

 

■共済金(解約手当金)を受け取れる時期

満期は設定されておらず、個人事業や法人を廃業した場合、役員を退任した場合に受け取れます。

 

■受取可能額

掛け金納付日数に応じて、掛け金の80%~120%を受け取れます。

 

■注意点

掛け金は自由に増減することができますが、減額する場合は事業経営の著しい悪化などの条件がありますので、払い続けられる範囲の掛け金で申し込みされることをおススメします。

 

6-3. 節税対策② 『変額定期保険』(法人限定)

もう1つの節税対策として変額定期保険というものがあります。これは法人限定の商品とはなるのですが、マネマネ017様が将来法人化した場合、使える制度となりますので、情報提供をさせて頂きます。

変額保険とは

保険と投資信託を組み合わせたハイブリット商品。

mone--mana.jp

 

法人ではなく個人でも変額保険に加入することはできるのですが、法人で加入することで40%~損金計上できるメリットがあります。 資産運用で高いパフォーマンスを出しながら経費計上できる仕組みはこの変額定期保険しかないため、非常におススメです。

 

一応参考程度に、S&P500の運用実績とある変額保険の運用実績を比較したグラフを載せておきます。投資先が似たような企業のため、運用実績はほぼリンクしております。

S&P500と変額保険

 

6-4. まとめ

前述にもあるように、今の預貯金で資産運用を行うよりも事業投資を行い収益を伸ばす・安定化させた方が収益額においてメリットはあります。また、将来的に法人化されて、変額定期保険に加入すればS&P500とほぼ同じパフォーマンスを出しながら、損金計上することができるため、非常にメリットは大きいです。以上、参考になれば幸いです。

 

7.お問合せ

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